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6月26日(月):富戸 ヨコバマ
天気:雨・曇り,気温:23℃,水温:21℃,透明度:5m,海況:波,風:北東

講習のためファンダイビングはお休みです。

ホンダワラが、沢山流れ着いています。ハナオコゼが見られるかも知れない季節です。


6月25(日):富戸 ヨコバマ
天気:雨,気温:22℃,水温:21℃,透明度:5m,海況:波,風:北東

講習のためファンダイビングはお休みです。

アオリイカの産卵が壮観です。トラギスの縄張り争いが盛んです。いたるところにヤマドリが見られます。
手のひらサイズのヒラタエイが目に付きます。今くらいに産まれているようです。


6月24(土):I O P(伊豆海洋公園)
天気:曇り,水温:19~21℃,透明度:5~8m,海況:多少波あり,風:北東

6月下旬ともなると、さすがに、混んで来ました。
前日のアオリイカの産卵が素晴らしかったので、ビデオを持って入りましたが、残念ながら今日は2ペアしか見られませんでした。やはり平日が良いようです。

コウベダルマガレイ(ペアです。夏の初めに ♂どおしの戦いや、♀への求愛が見られます。)、ホオジロゴマウミヘビ、コクテンベンケイハゼ、カザリイソギンチャクエビ、ノコギリヨウジ、トウシマコケギンポ、ルリハタ、カイワリの子供達、キイロイボウミウシ、イラ幼魚、アナハゼ、オトヒメベラ(この時期特に体色が綺麗です。)、トラギス、アオサハギホシノハゼ


6月23日(金):I O P(伊豆海洋公園)
天気:雨,気温:26℃,水温:21℃,透明度:5~8m,海況:穏やか,風:南西

今日は雨の1日でした。庭のアジサイが綺麗です。
サーモクラインが消えて、深場も(-30m)21℃位です。毎日潜るたびに海の様子が変わるのには驚かされます。

キンギョハナダイ(群れが綺麗です)、ヘビギンポ、コイボウミウシ、カザリイソギンチャクエビ、ルリハタ、ホシノハゼ、ミサキスジハゼ(ちょっとベンケイハゼに似ています)、カゴカイダイ(毎年夏の初めに小さな群れを作り季節感のあるサカナの一つです)、シラコダイ、アオリイカ、シュンカンハゼ、アイゴ、サザナミフグ(これは可愛いです)

K . Omura


6月22日(木):I O P(伊豆海洋公園)
天気:曇り時々晴 , 気温:27℃ ,水温:19~21℃,海況:穏やか,風:南

周りに人がいなかったので、アオリイカの産卵をゆっくり見られました。やはり平日は良いです。卵を産み付ける瞬間、産んだばかりの卵をみられました。

アオリイカ、コウベダルマガレイ、イラの幼魚、キイロイボウミウシ、ホウジロゴマウミヘビ、ヒラタエイ、セホシサンカクハゼ、ハマフグ、ニシキベラ、ブダイ、コガネスズメダイ、ニザダイの群れ ・・・

IOP、売店の横を工事中です


6月21日(水):I O P(伊豆海洋公園)
天気:曇り時々雨 ,気温:26℃,水温:18~21℃,海況:穏やか,風:西

典型的な初夏の海です。毎年7月頃は、上層が暖まった20~23℃以上になりますが、中層以下は冷たくて、透明度が良い綺麗な水になります。ウェットの人も、浅場に戻ってくると暖かいので楽になりますよ (^_^)

アオリイカの産卵は水温が下がった為か、見られません。ネンブツダイなどが産卵する季節で、口の中に卵を頬張ったオス♂ が見られます。お尻(肛門)から、糸屑のようなものをぶら下げて泳いでいるのがやたらと多いです。多分 ウ×チ だと、思うのですが、卵を産んだ後そうなるのかも知れないです。

アオウミウシ、サラサウミウシ、コイボウミウシ、ヨウジウオ、ダイダイヨウジ、ヒラタエイ(砂地に沢山います)、コクテンベンケイハゼ、イタチウオ、ホウボウ、アナハゼ、ヤマドリ、キンチャクダイ、マアジの群れ、ミナミハタンポ・ ・ ・

K. Omura


6月18(日):富戸 ヨコバマ
天気:曇り→晴,気温:28℃,水温:21℃,透明度:3~7m,少し流れあり

昨日の雨が嘘の様です。朝は少し雲が残りましたが、昼前にすっかり晴れました(^O^)

エントリー近くで、また、ヤマドリの♂が喧嘩してました。背鰭をかわるがわる広げて見せて、相手を脅かそうとしています。しばらく観たあと、帰りに通ると(40分後)まだやってました(^O^)。なかなか勝負がつかないみたいです。

人だかりがしているので、なんだろう? と思いましたが、皆が何を見ているのか解りません?? 誰もいなくなってから、よーく見ると、5mmあるかないかのウミテングの赤ちゃんでした! うーん これは小さいです。どなたか知りませんが、良く見つけますね(^_^) ありがとうございました。

季節は着々と進んでいます。

また、一組 OW講習が終わって、お仲間が増えました。


6月17(土):富戸 ヨコバマ
天気:雨,気温:22℃,水温:21℃,透明度:3~4m


あいにくの雨でしたが みなさんの 明るさで救われます(^O^)

アオリイカは産卵のピークで、静かに近寄るとかなり傍まで行けます。

地元のサカナは、繁殖の季節で、カミナリベラの♂が♀の群れに頻りにディスプレイをしています。ヤマドリも♂同士 あちこちで喧嘩をしています。

今年お初の、ミナミハコフグの赤ちゃん登場です。毎年夏の初めに南の方から流されてきます、とにかく可愛らしいの一言。

実は、今の季節は、アオリイカ以外にもいろいろ見るものが多く、透明度は今一つですがなかなか面白いです。

E. Sato

今の季節、アナハゼの仲間も目にする事が多いです。

写真は、アヤアナハゼの赤ちゃんの様です。

アナハゼ、アヤアナハゼ、オビアナハゼ、ヤナギアナハゼなどが見られます。


Photo by Y. Noyama


6月16日(金):I O P(伊豆海洋公園)
天気:晴れ,気温:29℃(暑い~),水温:21℃

ウエットの人が増えました。海の中が、だんだん賑やかになってきました(^O^)

K. Omura


6月15日(木):富戸 ヨコバマ
天気:晴れ,気温:26℃,水温:21℃,透明度:6~8m

昨日と打って変わっての晴天です。透明度も回復してきました

とりあえず、アオリイカを見に行きます。この季節の定番。

砂地をおります。ホオジロゴマウミヘビ、モンガラドオシ、イネゴチ、イズヒメエイ、トビエイの子供、コロダイの若魚、オニオコゼ、ミノカサゴ(最近数が増えてきた気がします)、ウツボ(普段岩場にいますが、この季節、キタマクラと並んで、イカの産卵を脅かすサカナの一つです)、スジコウイカもいました。こちらはとても小さいです。

 
夕方の庭が気持ちの良い季節になりました。


6月14日(水):富戸 ヨコバマ
天気:雨,気温:20℃,水温21℃,透明度:3~6m

雨が続いています。

前線の通過でうねりも少し入ってしまい、濁ってしまいました。

アオリイカの産卵は活発です。驚かさない様にゆっくり這う様に近づけば、かなり近くで見ていても逃げませんが、中層を泳いで近づくと逃げてしまいます。カイワリの子供が他のサカナに付きまとう様に泳いでいるのが良く見られるようになりました。くっつかれたサカナは迷惑そうです。(^_^;)


6月13日(火):I O P(伊豆海洋公園)
天気:雨,気温:20℃,水温:20℃,透明度 :4~8m

昨日と同じような海況でした。若干波は弱まりました。富戸ヨコバマはまだ、穏やかです。
オトメベラ、イシダイ、コウベダルマガレイ(産卵の季節が近いです、オスの縄張り争いや、メスを追いかける姿が見られる時期です。)、ホシフグ、カザリイソギンチャクエビ、アオブダイ、ヨウジウオ。

6月12日(月):I O P(伊豆海洋公園0
天気:雨,気温:19℃,水温:21℃,透明度:4~8m

低気圧の接近で、ちょっと波が高いです。

ノコギリヨウジ、ネンブツダイの群れ(口内保育が始まりました)、ニザダイの群れ、トウシマコケギンポ、シュンカンハゼ、イチモンジハゼ。


6月11日日):富戸 ヨコバマ 砂地中央
水温:20℃,透明度:5~10m

アオリイカの産卵が活発です。今年は砂地の中央・水深15mくらい、3ヶ所に粗朶が沈めてありますが、どの枝にもアオリイカが産卵していました。朝一番で入りましたので、ダイバーが少なくて、ゆっくり見ることが出来ました。まだ見たことの無い方は早く見に行った方が良いかも知れませんよ。
今年は、ピークが早めな気がします。毎年8月位まで見られますが、最後の方は♂イカも闘争に明け暮れて、ぼろぼろと言う感じになりますが、今の時期ならまだ体に傷も無くて、とても綺麗です。♂同士の戦いも頻繁に起きますが、どちらも元気で迫力があります。

K・Wさんが写真を撮りましたので、是非見せていただきたい! とプレッシャーをかけておきます(^O^)

コロダイの若魚(幼魚と成魚の中間の模様)、カイワリの幼魚も見られるようなりました。他のサカナにくっついて泳ぐ習性があるので、結構ダイバーにも寄って来るので可愛いです。

ヨコバマ 右の岩場
水温:20℃,透明度:5~10m

この季節はどうしてもアオリイカに目が行きますが、サカナも産卵の時期に入っているものが多いです。残念ながら、ほとんどが、日没から産卵をはじめるそうで、産卵シーンを見ることは難しいのですが、砂地と岩が半々になっているような場所で、♂どおしが、にらみ合っている姿がいたるところで見られます。
横に並んで、鰭をいっぱいに広げてお互いを威嚇しあいます。それでも決着がつかないときは、取っ組み合いの実力行使になる場合も有ります。結構人間の喧嘩と似ています。(^_^)

トラギスも縄張り争いが見られます。こちらも各鰭をいっぱいに広げて、互いを威嚇しあいます。普段見る時とは、色も鮮やかで、まるで違うサカナのように見えて面白いです。
ネンブツダイは、口内保育をはじめているオスが見られます。カミナリベラのメスの群れに、オスが頻りにディスプレイしています。浅場にムツの子供の小さな群れが見られます。ソラスズメは水温の上昇に伴って、色が鮮やかになってきています。まだ、赤ちゃんは見られませんが、ある朝突然 根ノ上に、群がる姿には、感動とさせられます。また夏の訪れを感じます。

※なぜ?、ある朝突然? なのかは、ジャック・モイヤーさんの「さかなの街」と言う本に書いて有ります、とても面白い本なので、読んでみてください。

E. Sato


アオリイカのペア  Photo by K. Watanabe

大きいの方がオス、小さい方がメスです。メスの体の中に卵が透けて見えます。


ベンケイハゼ の 子供? の様です

6月7日(水):伊東
ドゥマゲッティの後ログをサボってしまいました。今日は、伊東の五島根(ゴトウジネ)と白根に行きました。

伊東 五島根 ボート
水温:20~21℃,透明度:7~8m,波うねり無し、流れあり,天気:快晴,風:弱い西よりの風。

ソウシイザリウオが居る事で有名ですが、今回は、見られませんでした。ここのソウシイザリウオは、北の壁の下に有る穴の回りに5~6個体居るそうです。現在は穴の奥くの方に入ってしまって、ちょと見るのは困難な状況です。

伊東 白根 南 ボート
水温:20~21℃,透明度:8~10m,波うねり、流れ無し,天気:快晴,風:無し。水面のコンディションは最高でした。

伊東のNo1ポイントだと思います。流れが無かったのですが、魚影は濃いです。アジ、イサキの子供の群れ、キンギョハナダイなどがドロップオフに群れているので、にぎやかです。ちょっと深いですが、ジョーフィッシュも見られました。相変わらず腔腸類が綺麗です。


今回、港の中でやっている「ドルフィン スイム」のモニターにも参加してきました。生簀の中に3頭のイルカがいて、初めに、イルカについての説明、触れるときの注意などを受けた後、手を消毒してから、生簀のふちに腰掛けて、餌をあげたり握手をしたりさせててもらいます。握手の後はキスだったのですが、怖くて出来ませんでした。口をあけると鋭い歯がずらっと並んでいるので結構怖い(^_^;

最後に、三点をつけて、生簀の中に入ります。ドライスーツでしたので、浮かんで顔をつけているだけですが、結構面白かったです。目の前30cmくらいに来ていて、じっとマスクの中を覗き込んでいったり、わざと体を近づけて来たりするので可愛いです。その時は手で触れる事が出来ます。イルカに素手で触ったのは初めてですが、思ったよりも硬い、ゴムの様な不思議な感触がしました。

*

イルカについては、いろいろ論議が絶えません。いろいろな方々から、日本や北欧の捕鯨には非難が浴びせられているようです。今回も含めて、いわゆる水族館などで飼われている生物は、皆本来の棲息場所から連れてこられた訳ですから、可哀想には違いないと思います。だれでも突然見知らぬところに連れて行かれて、「君は今日からここで暮らしなさい」なんて言われたら、愕然としてしまうでしょうから。私も基本的には生物は飼わない方が良いと思っておりますが、実は犬を飼っています。

この「可哀想」と言うのは、私にとってはなかなか、難しいんで困ります。私は小学校の給食で良く鯨を食べました。伊豆半島ではイルカは最近まで魚屋さんで普通に売られていました。その時は特に可哀想と思ったことは無かったんですが、テレビなどで、捕鯨や狩猟のシーンなどを見ると、なんだかとても可哀想な気がします。考えて見れば、牛・豚・鳥・魚・草 なんでも、他の生物に食べられたがっている生物と言うのはいないと思うんですが・・・、ファミレスに入れば平気で「ハンバーグ」などといってしまう私はいったいどう言う人間なのでしょうか???

ところで、現在、人類にもっとも酷い仕打ちを受けていて、早急に保護が必要な生物は多分、「ヒト」かも知れないですね。

E. Sato


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